さくらんぼのシーズン終了後の当園での作業をご紹介いたします。
今回は、「植え替え作業」
11月下旬頃から12月上旬頃、当園では、さくらんぼの木の植え替え作業を
行っております。(春植えと、秋植えがありますが、当園は、秋植えで行っています。)
さくらんぼの木は、大変デリケートで、1年間管理に気を付けていても、
枯れてしまう木・部分などが発生してしまいます。(;・∀・)
そのため当園では、さくらんぼ狩りをしていただく畑以外に、
苗場を持ち、苗を大きくし、この時期に移植をしています。
果樹栽培の特徴ですが、木はすぐには大きくならないため、
苗を植えておく必要があります。お客さまにさくらんぼ狩りをお楽しみいただくためには、
さくらんぼの場合、苗を植えてから、木が安定し、成木になるのに、10年程度は、かかります。(>_<)
苗場の畑は、鹿や猪がでてくるような場所の場合、対策をしておく必要があります。
好物のため、食べられてしまいます。
以前、苗木の芽を食べられてしまい、棒状態になってしまいました。
(なかなか難しい事ですが、あまり山地の畑は、避けた方が良いと思います。)
また、苗もあまり大きくしてしまうと、移植が大変です。さくらんぼ狩りにお越しの際に、
まだ小さい木がさくらんぼ狩りする畑に植えてあるのも、そのような理由からです。
3年~4年程度の木だと移動させるのが簡単ですが、5年~6年の木は、バックホー(機械)を使いながら、
トラックに乗せ、移動させます。移植と同時期に、苗の植え付けも行います。