授粉作業が終わり、さくらんぼの結実状態の確認ができると、摘果作業に移ります。
摘果により、着果制限をすると、高品質で、甘い大玉のさくらんぼが実ります。
粒が多すぎると、小さい実がたくさん実ってしまったり、着色も良くありません。
シルバーマルチ(反射シート)と同様、着色が良くなるため、たくさん着果している木は、
摘果作業を行います。
佐藤錦は、他の品種に比べて、結実が不安定なため、最小限の摘果にします。
特に、紅秀峰、紅さやか、香夏錦、正光錦などは、たくさん実をつける傾向がありますので、
基本的に、摘果作業を行います。
摘果は、双子果や、形が良くないもの、小さいもの、傷がついている実を先に行い、
それでも多い場合、実どおしが接触しないように、他の実も落とします。
もったいないようですが、お客様に食べていただく前に、落としてしまう、
さくらんぼも、たくさんあります。(>_<)